Sankyo Sound XL-400S、XL-600S、XL-800S
OVERVIEW
XL-400S、XL600Sはそれぞれ、XL-40S、XL-60Sの改良型。昭和52年(1977年)2月、4月に発売になりました。デザイン、操作スイッチ等の配置は殆ど同一のまま、ボディが一回り小さくなり、若干丸みを帯びて、高級感もある良いデザインになりました。
ボディの上部に専用ワイヤレスマイクのチューナーが取り付けられます。
フェードアウト、フェードインが可能となりました。
また輸出用には200フィートカートリッジが使用可能なタイプもありました。
翌昭和53年1月には、新たに8倍ズーム付きのXL-800も発売になりました。
ところで、アメリカ映画の物語の中で、スーパー8サウンドカメラでポルノ映画を自主製作しようとする話があり、劇中で使われていた撮影機がなんとこのサンキョウサウンドXL-600Sでした。
それと、新宿成光堂には大分前から新品同様のXL-400Sが16,000円で展示してありましたが、今はどうなっているでしょう。
サウンドフィルムが製造中止となった今では16,000円でも高い気がします。
サウンドフィルムがある時だったらお買い得だと思っていましたが。
(1997オオノ隊員)
新宿成光堂自体がもうないのです。(2002マディ)
SPEC
発売 三協精機 昭和52年(1977年)2月、4月 昭和53年1月
レンズ XL-400S F1.2 8.5-34mm 広角マクロ付き4倍ズーム
(コンバーター使用可)
XL-600S F1.2 7.5-45mm 広角マクロ付き6倍ズーム
XL-800S F1.8 7.5-60mm 全域マクロ付き8倍ズーム
ファインダー
焦点調節 スプリットイメージ式距離計
露出調節 TTL式自動及び手動絞り 逆光補正可能 フェードアウト、フェードイン可能
撮影コマ数 18,24こま毎秒 電磁式レリース、リモコン撮影可能
特徴・オプションなど
単3電池6本 外部電源使用可能
大きさ XL-400S 1,400g/XL-600S 1,530g/XL-800S 1,540g
定価 XL-400S 84,800円/XL-600S 99,800円/XL-800S 104,800円
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