Bell & Howell Filmosonic 1238 Macro8
ベル&ハウエル社のサウンドスーパー8カメラ。
8倍ズーム付きのサウンドカメラ。望遠マクロでレンズ前直前までフォーカスがあうようです。フォーカスあわせはベル&ハウエルお得意のダイクロイック方式。赤青にズレた画を合致させるように調整するもの。
露出はTTLの自動露出、手動調節も可能。
ポイントは+-1絞りの露出補正ができること。さらにカメラ上部に「コントラストコントロール」なる機能があり、これはその実、マイナス3/4、プラス3/4のEE補正です。つまり、露出補正が2系統あることになります。
エクタクローム100Dフィルムを装填するとASA160に設定されてしまいますが、この多彩なEE補正機能を使って、調整することでりっぱに対応可能となります。
撮影速度は18コマ、24コマで同時録音撮影可能(サウンドフィルムは現在販売されてません)、加えてスローモーション約34コマで撮影可能です。1コマ撮影も可能です。
画音同時のフェードインフェードアウト機能があります。
ジャンクを一瞬持っていたのですが、廃棄してしまいそれ以来手にしておりません。
大柄で無骨ですが、今更ながらにスペックを見ると、十分使い勝手のありそうなカメラですね。
SPEC
発売:ベル&ハウエル(国内販売は大沢商会)1976年4月?
レンズ:F1.8 7.5-60mm(8倍ズーム)/ズーム速度2段切り替え/手動ズーム/マクロ/
ファインダ:一眼レフ/視度調節可能/露出警告/フィルム給装/終了/絞り値/フィルタ切り替え/録音確認
フォーカス:ダイクロイック方式
露出調節:内測式(TTL)CdS露出計による自動絞/手動絞り可能/露出補正可能
撮影コマ数:18.24.サイレントカートリッジのみスローモーション(34コマ)/1コマ
録音方式:磁気録音/自動レベル録音(ALC)録音レベル切り替え可能
使用電池:単3電池6本
大きさ:24022470mm
重さ:1,340g
価格:119,800円(マイク、イヤフォン付き)ケース6,500円
ご進言:オオノ隊員
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