調布8ミリシネ倶楽部の例会におじゃま

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8会の名前は調布8ミリシネ倶楽部になったのかな?

前回に続き、同調システムによる映写テストがテーマです。

並んでるのはフジカスコープSH30映写機。一番左はキヤノンT-1映写機です。

パルス信号は結構いい加減でも動くようだが

GOKOのサウンドエディターPM-2。電動で映写できる音声機能付きのエディターですが、どこかひっかかっているようで、映写を始めるとコツコツコツコツ…と音がします。

修理しないといけないのですけど、1秒に18回ぐらいの頻度でなってるのに気がついたハチオさんはこのノイズを録音してみました。

で、録音したテープから音声を再生して、キヤノンオーディオシンク2に入力して、キヤノンT-1映写機をセットすると…なんと映写機が動き始めました。

もちろん、きちんと動いているわけではないのですが、同調用のパルス信号というのはこういう音声信号なんだよなーと改めて確認できましたん。

3台の映写機を同調してワイドスクリーン上映する

さて、こちらはフジカスコープSH30。3台の映写機を同調駆動して映写する映画をオカモトさんがこしらえていました。それの映写をしてみようという試みです。

その映画の作者のオカモトさんは画面中央奥のご老人。

3つの映写機で1つの映像を作ろうとしたのはシネラマからの発想されたのでしょうが、湾曲した横長スクリーンが無いので、取り急ぎ3つの画面を重ねて映写しています。

左右の映写画面がピッタリと接していて、中央の映写画面がその上に被ってるようにセッティング。

テープレコーダー→出力を3分割→フジカパルスシンクコントローラー3台→SH30映写機3台と、パルス同調信号が流れていきます。元は1つのパルスですから同調するはずなのですが、そこは映写機の状態やパルスシンクコントローラーの調整/劣化の具合によって微妙にズレが生じながらも、なんとか映写は完走。

8mm WIDE VISION。この画面見ると2画面上映みたいですけどね。

パルス同調による映像制作

ワタシの家にも2台ほどこのコントローラーは転がってるのですけど、どうもまともに駆動しません。映写しても、

コト…コトコトコト…コト…コト…コトコト………

という具合に、たどたどしく動くばかりで。

接触不良なのか、信号レベルが小さいのか、はたまたコントローラーの中身の部品が劣化してるのか…パルス同調はもう随分と前に諦めました。

もしちゃんと使えるのであれば、サウンドトラックの塗布サービスが国内では無くなってしまった以上、トーキー映画を作る手法として有効な手段なはずなのですけどねえ。

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