10月は満員御礼だった第一回の「実験映画を観る会Vol.1」このご時世ですので、第二回目は事前登録制となりました。ワタクシは直前まで予定調整してたのでヒヤヒヤでしたが無事すべりこみセーフでしたので、会場に向かいました。
前回は秋でしたが寒い冬の日。
ちょっと遅れちゃったのよね…(上映中なので音の出ないカメラアプリで撮影)
スリッパ置き場にスリッパがない…
フローリングの床はとても冷たい。足から風邪ひきそうです。
早くあそこに入りたい…。スリッパほしい。すりっぱほしい。
1本目の上映終了タイミングで無事入場できました。相変わらず盛況です。
MCの記録用カメラですね。
映写機は前回と同じくELMO LASER SOUND XP-760
映写機用の外付け電源ユニットですね。クセノンランプですからねー。
こんな具合に映写台がセッティングされてます。
スクリーンは結構小さめ。
今回は8ミリフィルム作品もあったので、ELMO SOUND GS-800 STEREOも登場。残念ながら音声系の不調で再生音は途切れがちで作家さん気の毒でした。
プログラム①:日本の実験映画その2(合計66分)
松本俊夫『石の詩』1963年/25分/カラー/サウンド松本俊夫『オートノミー=自律性』1972年/12分/16mmフィルム/カラー/サウンド
渡辺哲也『コーヒーを飲む』1972年/15分/カラー/サウンド
出光真子『AT YUKIGAYA 2』1974年/10分/カラー/サウンド
奥山順市『我が映画旋律』1980年/6分/カラー/サウンド
伊藤高志『BOX』1982年/8分/カラー/サウンド松本俊夫『リレーション』1982年/9分/カラー/サウンドhttps://www.facebook.com/analogmedia
プログラム② 欧米の実験映画+西村智弘作品(合計52分)
マン・レイMAN RAY『ひとで』「L’ÉTOILE DE MER」1928年/15分/モノクロ/サウンド
ジョージ・グリフィンGeorge Griffin 『TRIKFILM Ⅲ』1973年/4分/カラー/サウンド
フランク&キャロライン・ムーリス Frank and Caroline Mouris 『CONEY』1975年/5分/カラー/サウンド
西村智弘
『虹の生成』1989年/8㎜Film/3分/カラー・サイレント
『分割による習作(1 旋回の通路、2 梢の瞬間)』1990年/10分/8㎜Film /カラー/サウンド
『青い手すりのある石段』1990年/ 7分/8㎜Film/カラー/サウンド
『じゃんけん』1992年/8ミリフィルム/3分/8㎜Film/カラー/サウンド
『青い歩道橋』2002年/5分/カラー/サウンド
(表記がないものは16㎜Film)
松本俊夫の『オートノミー=自律性』は医療用測定装置で撮影されたビデオ映像を素材にして作られた作品だそうで、多分撮影されてるのは波打ち際ではないかなあと。(テレビ映画『ウルトラセブン』のOPのバックグラウンドみたいな…あれは水をぶちまけたフィルム映像に加工したものらしいけど…ものを想像していただければ)気持ち良き映像でありました…。
マン・レイの『ひとで』は始めてみました。今はパブリックドメインになってるので、YouTubeにもいくつかアップされてますが…元の映像がわざとぼかして撮影されてたり素材そのものの劣化もあるので、適当なテレシネだと作品もともとの肌触りが感じられないのね…とつくづく実感。
上映終わって帰途につくと、ブルーに光り輝くUFOが2つ。iPhoneのレンズでもゴースト出るのね…
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