石井聰亙と長崎俊一の8mm作品のDVD出たぞ。河崎実も出るぞ

おととい書いたように、『石井聰亙作品集DVD-BOX 1 ~PUNK YEARS 1976-1983~』
を買いました。10/28発売なのですね。タイトル見た瞬間に、金額も発売日もなーんにも考えずに、

かってやろーじゃんかよ!

って予約したもんで、すっかり忘れていました。

 このDVDBOXには、諸処の理由でなかなかリリース出来なかった『狂い咲きサンダーロード』が収録されているだけぢゃなくて、『高校大パニック』『1/880000の孤独』『突撃!博多愚連隊』と8mm作品が三本入ってる。『高校大パニック』は日活のリメイク版じゃないですよ。

 というわけで、8mmもたっぷり入ってます。
 いやー、最近8mmのDVD化多いのかなあと思ってみてみたら、10/27には長崎俊一『闇打つ心臓』のオリジナル8mm版がリリースされている。こいつはチェックミスでした。
 
 『日本以外全部沈没』の河崎実カントクの8mm特撮作品『エスパレイザー』もDVDになる。とは言ってもこれは竹書房から出る『河崎実大全』と言う本の付録として。カントクから電話があるたんびに繰り返し聞かされるのですけど、もう知ってますからって。つーか、企画段階(ただの飲み会)にあたくしいたでしょ。竹書房の編集者さんに入れ知恵したのはあのときでしょうが。もうすっかり忘れてるんですから・・・。

 こうやって、8mmフィルム作品がDVD化されていくのにはいろいろとワケがあるのでしょうが、富士写真フイルムさんがシングル8を廃絶させようとしている事を知って?シングル8の危機を知って?DVD化?
 そんなことはないでしょう。それじゃ間に合ってないですよ。
 
 もっと別なものが、・・・なんかユングの用語が出て来ましたが呑み込んで・・・、別のモンでみんな動いているのに違いないですよ。

 時に、海外に目を向けたら、ペドロ・アルモドバルがスーパー8時代の作品のDVDを出すんですって。当方にとって、アルモドバルと小型映画フォーマットってののつながりがあんまり分からないんですけど(ふつーに作品見てるだけなので)、これってもしかしたらやっぱり、世界を超えた・・・おっとまた要らぬ用語でまとめようとしている・・・。

いいや、「みんな8mmが好きだ」って事でまとめておきましょう。
だったら見よう。だったら撮ろう。だったら買おう・・・は直接関係ないけど、二次的にそれもアリでしょう。

 というわけで、ちょっとこれ以降、自主映画のDVD化についていろいろリストアップしていこうとも思うアタクシなのです。

 銀色の円盤を墓標にだけはしたくないですけどね。

Kahl Film & TVに変わったフィルムが売られている

昨日のWittner Kinotechnikに続いてまたまたドイツネタ。Kahl Film & TV。ここは元がなんという名前のフィルムだったか全然書いていないので、感度や色温度で推定するしかありません。
推定する限りでは、大体Wittner Kinotechnikと同じ原反フィルムを加工しているのだろうとわかります。しかし一部には・・・

スーパー8カートリッジものがモノクロでネガ2種類/リバーサル2種類の計4種類。
せっかくISOで表記してあるのでISOで書きますね。


【スーパー8マガジン】

○モノクロフィルム
KAHL NP 21(モノクロネガフィルム ISO 100/21°)
KAHL NP 27 (モノクロネガフィルム ISO 400/27°)

KAHL UP 24 (モノクロリバーサルフィルム ISO 200/24°)
KAHL Dokument 12 – Umkehrfilm (モノクロリバーサルフィルム ISO 12/12°)

・・・なんだ最後のASA12ってのは?????ナゾのフィルム発見。このぐらい感度の低いフィルムだと特殊用途・・・もしかしてハイコンフィルムかなあ。


○カラーフィルム
KAHL UT 18 Chrome (カラーリバーサルフィルム ISO 50/18°)


【スーパー8フォーマット版・・・量り売り版】

またまた量り売りですね。スーパー8フォーマット、つまりシングル幅のながーい奴です。上記フィルムと同じものが200ft巻で売られています。

【1×8mm スプール版】

これははじめて知る方もいるかと思いますが、ダブル8フォーマットフィルムを最初から半分にしてあるものです。よーするに、ダブル8フォーマットのパーフォレーションを空けたフィルムです。こいつをレギュラー8フォーマットと呼ぶべきか。
なんの需要があるの?と思う方もいるかと思うのですが、このフォーマットのフィルムを使うカメラがあるのですよ。なんだっけなあ・・・なんかあったんですよ。サンマの蒲焼きみたいな缶にフィルムが詰めてあるコダックのカメラはこれでしたっけかねえ(コダックのマガジンは、ダブル幅だそうです・・・確かシングル幅のもあったような気がするのですけどね・・・ともあれオオノさんありがとうございます)現像に出すと、生フィルムを詰めて返してくれる奴・・・(いつの話だ)

KAHL 24 (10m ISO 200/24°)

KAHL UT 18 Chrome  (10 m ISO 50/18°)

【2×8mm スプール版】

1×8mmがダブル8の半分なら、2×8mmは・・・ダブル8そのものです。このKAHL FILM & TVの特長は、ダブル8フィルムのバリエーションが豊かなこと。

イキナリ、とんでもないのが出て来ます。

KAHL PRINT 8 – (7,5 m ISO 5/8°)
(コア巻き量り売り) 400ft

・・・ASA5ですよ。これは・・・これはプリント用フィルムですね。モノクロネガを焼き付けるためのフィルムです。まーよくこんなもの用意していますね。売れるのかなあ。

KAHL UP 18 – (モノクロリバーサルフィルム ISO 50/18°)
7.5m/30.5m

KAHL UP 24 (モノクロリバーサルフィルム ISO 200/24°)
7.5m/30.5m
400ft(コア巻き量り売り)

KAHL UT 18 Chrome (カラーリバーサルフィルム ISO 50/18°)
7.5m/30.5m
400ft(コア巻き量り売り)

【ダブル(ラン)スーパー8】
だいたいラインナップは一緒です。

KAHL UP 24 (モノクロリバーサルフィルム ISO 200/24°)
25ft/100ft
400ft(コア巻き量り売り)

KAHL PRINT 8 – (ISO 5/8°)
25ft/100ft

KAHL UT 18 Chrome (カラーリバーサルフィルム ISO 50/18°)
25ft/100ft
400ft(コア巻き量り売り)

KAHL F 250 T (タングステンカラーネガフィルム ISO 250/25°)
・・・この商品名だと、富士のF250Tを切って使ってるのでしょう。

と言ったところでしょうか。

【で、結局どうなのこのお店】

Kahlの商品はレトロさんでも扱っていましたね。ショーウィンドーに見本はおいてあるのですがね。
それよりもなによりも、このお店はヨーロッパで評判があまりよろしくないのが気になります。オーダーしてもナシのつぶてだったりするそうなので、要注意。世界は広いですから同じようにサービスの悪い店がある、と言うことでございます。しかし、プリントフィルムはどう使うのだろうか。

※レトロさんのご指摘で、meterware(ドイツ語)の英語読みをやめて、「量り売り」というくだけた日本語のでの表記に直してみました。ご指摘感謝します。

Beaulieu外付けマガジン用のフィルムについて

今、たくさんの8mmフィルムが販売されています。ただし、開発メーカーではなくて、あくまでもサードパーティががんばっているのです。

そのひとつ、ドイツのWittner Kinotechnikでは、最近になって急に積極的に8mmフィルム製造をしています。
ここの特徴はその品目の多さと、フォーマットの多さ。スーパー8、ダブル8、ダブル(ラン)スーパー8のみならず、もっとマイナーなフォーマットまでリリースしてるのです。

そのひとつ。SUPER DRIVE SD8/60用の200ftスプール巻。なんじゃい「SUPER DRIVE SD8/60」ってのは。これについては、旧「film club web」に取り上げたことがあります。データを引っ張り出してみたらなんと1998年6月3日。うわー8年も前だ。採録してみます。



Super Drive SD8/60広報写真より


サウンドカートリッジも昨年、時限再販が決定したものの、あまり見なくなりました。そして、200ftカートリッジも同様で、長尺のワンカットを撮りたいな、と思ったところでなかなか面倒なことになっておりました。

そこで、登場してきたのが、200ft詰め替えカートリッジ。フランスのボリュー(beaulieu)用のSUPER DRIVE SD8/60がそれです。これは、単純な詰め替え式カートリッジではないようです。
カタログの写真は、16mmの400ftカートリッジのようでなんだか大仰です。読んでみますと、送り側と巻き取り側の両方に、本体から電源を取るモーターがついているとあります。そして、見た目しっかりしたプレッシャープレートが用意されています。通常のSuper8のプレッシャープレートはカートリッジに内蔵されていて、プラスチックのものです。それに比べると画面の安定性が高そうです。

まだ分からないこと
取り付けには改造が必要で、改造後にも50ftカートリッジは使えるとありますが、具体的にどのような改造が必要なのか、すべての200ftカートリッジ対応カメラで使えるのかは現在調査中です。
そして、200ft巻スプール仕様のフィルムは、現時点では確認できていません。フィルムメーカーが対応していくのか?

(1998年6月3日現在の記事より採録。一部改訂)

このSUPER DRIVEは、Beaulieuの6008/7008用。9008だと改造が必要だそうです。また、工夫・改造するとNIZO 6056と6080でも使えるそうです。

このリリース発表の後にぱたっと話題を聞かなくなったのですが、それもそのはず、リリース直後に製造会社が消息不明だかなんだか・・・なんだかそんな感じでものの数ヶ月ぐらいしか出荷されていなかったらしいのです。ちょっと曖昧ですので追跡してみます。たしかどっかに資料があったはず。

肝心のリリースされているフィルムは、

[カラーリバーサル]
Wittner CHROME 40T(フィルム:コダクローム40)
Wittner CHROME V50D(フィルム:ベルビア50D)
Wittner CHROME 64T(フィルム:フジクロームT64)

[カラーネガ]
FUJI F-500T
FUJI F-250D

[モノクロリバーサル]
ORWO UN54

フィルムメーカーは、対応してくれませんでしたがサードパーティがこのようにフィルムを加工してリリースしています。
Wittnerはスーパー8マガジン入りの商品も出しているので、こんな商品が存在すること自体はそれほど不思議ではありません。

だってねえ、どう考えたって裁断鑽孔済みの長巻フィルムをスプールに巻いただけの商品ですもん。マガジンに詰めるめんどくささと比べれば、手間なんか無いに等しいでしょう。


そして、そんなあたくしの邪推を裏付けるかのように、「meterware」と称してフィルムがいろんな長さで販売されています。気分は量り売りですねこれ。

どうやって使うんだい!って思いますが、サイトの下の方には詰め替え用のスーパー8マガジンも商品として並べられていますから、自分で詰めて使ってね、ってことなのでしょう。

レトロさんも、GK FILMから届くフィルムは裁断鑽孔済みの長巻で、それを日本でシングル8マガジンに入れる加工をしているよ、と言ってましたし(ホントかどうかは知りませんが)。

そう思うと、あんこと外側の皮が別々になってるモナカ、あれを食べるような感じですねえ。(←違う)

あ、そうだ。 

これでコダック純正の200ftマガジンの再利用ってできないのかな?どなたかトライしたことある方おられません?


あれ使ったこと無いのですよ。SD8/60は使えるカメラが限定されちゃいますけど、コダックのあの六角形のマガジンならもうちょっと多くのカメラで使えます。おまけにあいつは全巻巻き戻し自由ですからねえ・・・(巻き戻し機能が付いてるカメラはそれほど多くないですけど)

[カラーリバーサル]
Wittner CHROME 40T(フィルム:コダクローム40)
400ft/1000ft

Wittner CHROME V50D(フィルム:ベルビア50D)
50ft/200ft/400ft/1000ft

Wittner CHROME 64T(フィルム:フジクロームT64)
50ft/200ft/400ft/1000ft

[カラーネガ]
FUJI F-500T・・・400ft/1000ft

FUJI F-250D・・・400ft/1000ft

[モノクロリバーサル]
ORWO UN54
50ft/200ft/400ft/1000ft

ラカメラの上映会に行きましたけど、ずるいよ

10月28日土曜日の最終上映、Cプログラムを見に行きました。
このプログラムでは山崎幹夫さんの新作2作と、山田勇男さんとのフィルムレターの『往復V』の3作品が上映されました。
時折まぶたが重くなってしまうことがありましたが、直前に下北沢駅そばの洋食屋さん・キッチン南海でおなかいっぱい夕食を食べてしまったせいです。
路地を題材にした連作では、山崎さんのズームが、生き物のように動きます。かたつむりがツノに付いた目玉をのばすようです。にゅーっ、と。オレはここを見てるんだよ、と生理的に同調させられるようです。他では見ないズームだなあと楽しませていただきました。おなかも目玉も満足なのでございます。

さて、『往復V』の上映が終わるとプログラムは全部おしまい。前回同様に、上映後のお酒の会があるよ、と呼びかけがありました。
でも、今回は参加いたしませんでした。だって作家と話なんかしてられませんって、『往復V』の最後の山崎さんパート・・・あんなもん見せられたら。

あー、ずるい。最後の最後でああ来るか。ずるいなあ。

風邪引いてふらふらしてるのに、またもや愛自転車かっ飛ばして・・・全然知らない酒屋で一度も見たことのないものすごくまずそうな缶ビール買って呑みました。
夜中うちにたどり着いたら、石井聰亙のDVD-BOXが届いていました。

そういう日だったのか。

改訂:朝日新聞のシングル8終焉関連記事

10月20日付けの朝日新聞にシングル8終焉についての記事が掲載されたそうです。
その記事は、asahi.comで読むことができます。

http://www.asahi.com/culture/movie/TKY200610200237.html

見出しに「待った!」とうたってあるとおり、「待った!」と言ってる側の事情と態度が書かれています。それはそれでいいのですけど、富士写真フイルムさま側の取材記事が読めるかと期待してたあたくしにとってはちとものたりない記事でございました。

富士さんの言葉としては、生産・現像機器の老朽化が限界にきたからです、というシングル8幕引きの理由が要約されて書かれています。

老朽化ねえ。この理由を読むたびに、それは***を***から***してないからでしょ?と問い返したくなるのですがねえ。まあいいか。富士写真フイルムさんの代わりに何か申し上げる立場でもなし。この日記の趣旨でもないし。


この記事にはあともう一点において、「一方的」だと思います。それは、

スーパー8のこと。

ほとんど書かれてないんですよね。だからこの記事だと、

「シングル8の終焉=8ミリの終焉」と誤解される可能性がある。

んじゃないかと思うのです。

スーパー8は終わる気配ありませんよー。


「シングル8だよ!シングル8がなくなったら困るんだよ!」というのは記事内で触れられています。

そう思っている人にとっては「シングル8の終焉=8ミリの終わり」ですね。

でも、対比が明確でないと、切実さがよく伝わらないと思うのです。


スーパー8やダブルスーパー8じゃダメだ、シングル8じゃなきゃだめなの!
でもそれはなぜ?・・・と言うところがつたわんないと思うのですよね。

もしかしたら、シングル8ユーザーの切実なところをきちんと表明できていないせいなのかも知れません。そしてもしかしたら・・・そんな切実さなんかないのかも知れません。

スーパー8ユーザーさんはこれ読んでどう思うのだろうか。
もしかしたら奮起するところかも。「シングル8なんかと一緒にするな!8ミリ全部が終わるように報道されるのは心外だ!」とかね。

そう思ったらちゃんと口に出して言わなきゃいけないんですね。 


そんなわけで、メディア様に期待する前にやることいっぱいありそうなのですがそれはさておくとして、少なくとも「もう一方の事情」があるというのをふまえていただいて、朝日新聞さんには追撃記事をこしらえていただきたいと切に思う次第でございます。
  

[PFFとかイメフォとか。そして忘れがちだけど大事なのは]

記事の中には、過去の映画祭などのイベントなどで受賞した作品の回顧展などが盛況、と書いてあります。

8mm自主映画出身で今は劇映画の監督をされている方は何人もおられます。そしてその中には、その手の上映会イベントの受賞者の方もおられるのですが、受賞していない方も多いわけです。いや、受賞した方なんてのはごく一部ですよね。落選の方々の方が多いわけです。
となると、受賞者だけの回顧録ばっかり、というのは、「8mmというメディアが何をもたらしてきたか」を考えるためにはどうも片手落ちになるのではとあたくしは常に思っております。

もし、お手元に80年代のぴあがあれば、ひっくり返してみてください。応募作品一覧に、いっぱい見知ってる名前がありますよ。具体的には言いませんけど、こー言う方の営みも無視しちゃいけないと思うのです。

 

そして、もっと無視しちゃいけないのは、出品など一切関係のないところで撮られてきたフィルム。ホームムービーとか。個人的な記録とか。日記とか。
 いったいどれだけの風景と人々の営みがフィルムに定着されて、そのまま忘れられているのか。撮影者が亡くなった後で、形見分けにすら入らずゴミとして処分されるフィルム・・・。

最近、そんなことが気になってしょうがないです。

富士写真フイルムさんはその手のことは気にならないのかな。

16mmマグネストライパーを自作する力強い人

 日本では、今現在16mmのマグネストライプをしてくれる業者はありません。おまけに、リバーサルで撮るのは16mmの需要から考えればやっぱりマイナー。
 また、プリント用フィルムのペースはPET製(つまりシングル8と同種)がメインになってきているので、マグネストライプするのはきわめて困難です。

 ですから、[16mmリバーサルフィルム撮影→マグネストライプ録音]
という完パケシステムを実現するのは、いろいろと難しいのです。

 しかし、そんな中でも16mm磁気録音作品を作っている人がいるのですから驚きます。たとえば、下記にご紹介する方は、16mm用マグネストライパーを自作して映画をこしらえています。

THE CINEMA CLUB
http://www.geocities.jp/acetatefilm/

 16mmだけでなく、8mmのマグネストライパーもこしらえて、お使いのご様子です。そして、他の方の作品にもストライプをされているようです。

 どうやら、ホンナストライパーで知られる本名さんの試作品があったようですが、それにしてもこれだけのものを「オール特注」して作り上げる・・・これは大変な熱意だと思います。

 そこには、「必要なものがなければつくる!そして映画つくる!」という態度が感じられます。 きっと目の前に岩があればぶち壊してでも進む方なのでしょう。
 もう、自分で全部ケリつける意志の力と技術力。力強いですね。前向きですね。
ふにゃふにゃのあたくしは、もうただただ感服するばかりでございます。

 というわけで、上記サイトの方のように、あたくしも前向きになろうと奮起してみようかなあと思ったりしています。(←すごく弱気だ)

16mm用磁気録音映写機・エルモ16AAR到着

 


16mmは、光学録音が一般的ですので、磁気録音式はあまり一般的ではありません。
ですので、磁気録音機能を持った映写機は、とても少ないです。種類も少なければ台数も少ないのです。

そんな数少ない中から、エルモ16AARという磁気録音可能な機種をチョイスして導入。

なんで今時磁気録音?
もうこれは簡単。磁気録音とリバーサルフィルムの組み合わせだとずいぶん安くできるからです。

もちろん、磁気録音をするためにはフィルムがマグネストライプされていなくてはなりませんが、今現在国内でマグネストライプサービスを行っている会社はありません。

そもそも、磁気録音されたフィルムも持っていませんのでチェックのしようがありません。通常上映は大丈夫なのですけどねえ・・・。

Super8Today から返事が返ってきた

年間購読のサブスクライブをして、バックナンバーを全部ちょうだいと連絡をしたのに、なぜか「第5号」しか来なかった件をメールで問い合わせたところ、すぐに返事が返ってきました。

編集長のクリスさんいわく、

「あ、忘れてたゴメン。在庫あるから送ります」

なんだこの軽さは。おっちょこちょい。おっちょこちょいなんですけど行間に人柄が出てる感じでいいなあ・・・。好感が持てるなあ・・・。オハイオの人はみんなこんな感じなんだろうか。

それに引き替え、ドイツsmallformatのユルゲン編集長の人柄と来たら・・・ってしつこいよオレ。

 [おっちょこちょいはどっちだ]

さて、手紙の返事はそれだけではなかったのです。
クリスさん曰く、「最新号は6号で、それを送ったハズなんだけどいつ届いたの?」

え??6号?

・・・まてよ・・・

 ごめん、クリスさん。これ6号だったよ。ダメなのはどっちだよ。

 

Gk-FILMさんがなぜSUPER8版のシネビアを出荷できないか

GK-FILMさんは、レトロさんと組んでCineviaをこしらえているドイツの会社。
レトロさんでも在庫払底したままのスーパー8マガジン版のCineviaですが、諸問題についてfilmshooting.comで9月12日に記事が投稿されています
ちと旧聞ですがご報告まで。

フォーラム上でGK-FILMさんがやり玉に挙げられていることについて、同サイトの管理人であるAndreas W Andersenさん(以下アンダーセンさん)に、手紙を送ったようですね。

記事は、アンダーセンさんがその手紙をフォーラムに転載したものです。

それによると、GK-FILMはオーダーに応え切れていないのは、35mmの生フィルムからSUPER8フィルムを作るのにはとても手間がかかるためだと。特にカートリッジへのローディングが遅れの主たる理由だと。

また、品質に対する要求がすごく高いのだが、満点のものを求められると困ると言うようなニュアンスがそこココに書かれています。「我々は実業家ではなくて理想主義者だ」とかね。

また、向こうでは問い合わせしても返事がないというクレームがあるらしく、それについてはGK-FILMのゴットフリート・クローゼさんはPCはダメだし英語もダメなので、Super8 Reversal Labのフランク・・・(読めない)がドイツ語以外の問い合わせに対応してもらっているとのことだそうです。密接な協力体制があるようですね。

あと、ゴットフリートさんは慢性的に病院に通わなくてはいけない病にかかってるようですね。サイトを見る限りでは年齢も高そうですし。以前レトロさんからも似たようなことを聞いたことがあります。

[現在はどうなんだろうか]

先日オオノ隊員さんからコメントでご指摘があった、Cineviaの走行上の問題についてはこのstatementの1ヶ月後にユーザーからレポートとしてフォーラム上に出てきています。あたくしの実験結果と同様なことがあるようですね。また、「問題なし」という報告もあるので「ばらつきがある」と考えておいた方がいいでしょう。

さて、これが改善することがあるのか?果たして今はどうなのか?
これについて書くと長くなるので又別途。

8種類のカラーフィルム撮影サンプル映像チェックするぞ

あたくしも時々日本国内ネタを送っているGilesさんがやってる、米国の8mm情報サイトOnSuper8で紹介されているサイト
”Westsider”では、8種類のカラーフィルムを使って撮り比べた映像がアップされています。

トップのグラサンしたにーちゃんの写真(にこやかな東洋系女性の顔でももちろんOK)をクリックして現れたページの下の方のリンクをクリックするとずらっと並んでます。使われたフィルムというのは・・・

コダクローム40
Vision200T
エクタクローム100D
エクタクローム7240
21年前のエクタクローム160G(・・・酔狂なマネを)
エクタクローム64T

フジクロームT64
Velvia 50D

つまり、「今入手できるカラーリバーサルの8mmフィルム」は全部クリア。
おまけにネガフィルムと大昔のフィルムが加わっていると。

被写体も時間帯も違うので厳密な比較にはもちろんなりませんが、
「フィルムが違えばどうなるのか」という参考にしっかりなると思います。

必見だと思います。

あたくしとしては、ついこの間からレトロさんが海外向けにブローカーをしているフジクロームT64の映像を初めて見られたのが儲けもんでした。
レトロさんもGK-FILMSもサンプル映像あげてくれないんだもんなあ・・・。まあいいや。

フジクロームT64はなんつったって富士写真フイルムの誇る最新リバーサルフィルムですからね!
期待大ですよ。