2019年5月11日&12日に大井競馬場で開催された「東京蚤の市」に、9.5mmの映画フィルムが売ってるよと聞いたので早速おじゃましました。
9.5mm幅のフィルムを使う家庭用映画規格はPathé Babyは、フランスはパテー社が1922年にリリースしたもの。
おなじみの8ミリ、ダブル8規格の登場より前からある家庭用小型映画なのです。
カメラと生フィルムもありましたし、同時に商業映画の縮小版・・・今で言えばDVDとかblu-rayにあたる映像ソフト商品も多数販売されてました。
その縮小版の中には、元々の劇場用映画のプリントが現存しないモノもあったりなかったり・・・と、貴重なモノが埋もれてる可能性もあるそうです。まるで映画の化石掘り。楽しそうではありませんか。
さて、入り口です。
スマホで入り口のタペストリーを撮る人、多いですね。
ごった返してます。北欧のグッズとかアパレルとか家具とかあっておしゃれ。
フイルムの一眼レフカメラを首から提げてる女性、多いですね。矢印の女性はOlmpus。
さてさて、LPLの35mmフィルム現像用のクリップが出てきました。1つ400円というのはちょっとなあ・・・なんとなくこの近くに、映画フィルムもありそうですね。
おっダブル8カメラ多数発見。どれもこれもかなり痛んだジャンクのようですが、
おっとこれですねPatheのフィルム缶は!
2缶ほど残ってましたが、いずれもビネガーシンドロームまっさかりでフィルムがくちゃくちゃになってしまってる。これだと映写も厳しいですし・・・状態のよさそうなものはすぐに売れちゃいますね。蚤の市はやっぱり。
気を取り直して、もうちょっと近くを探ってみると・・・ひよこ発見!
これは、9.5mm規格のフィルムを出してた日本の伴野商会の9.5mmフィルム缶。
本家フランスのPathe社のトレードマークはニワトリです。
伴野商会はひよこ。かわいいっすね。
さて、この缶はさておいて、もう少し探ってみましょう。
フィルムのスチルカメラをいっぱい並べてるお店がありました。
手にとって品定めしてるのは女性ばっかりです。
アサヒペンタックススポットマティックの黒いので標準レンズ付き完動品が15000円ぐらい。
こちらはおなじお店のジャンクパーツ箱。フィルターやレンズキャップ、ストラップなどを並べてます。キャップっていつもサイズ忘れちゃうのよね。だから買えないのよね。
とまあ、何も収穫が無かったわけですが、蚤の市で完動品掘り出しもの見つけてやる!ってのはムシが良すぎるのよね。おジャンクが楽しめるようになるともっと楽しいんでしょう。
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