「フィルム文化を存続させる会」のブログに、富士写真フイルムからの回答の続編が届いたので読みました。
あたくしの気になるのは、海外からの現像依頼が全体の5%ある、ということでございます。
5%。多いか少ないか。
ご存じの通り、海外の富士写真フイルム支社・・・というか現地法人ではシングル8フィルムを販売してません。いえ、昔は販売してたんですよ。1980年代のごく初期に販売終了し(ようするに、カメラや映写機の日本の製造終了と同じタイミングです)以後ずっとそのままです。ご存じの通りに現在では、海外の一部のお店さんがシングル8のフィルムを独自に輸入販売していますが、それでも世界各国に何百店もあるというわけではありません。ごくごく限られた状況です。
そんな状況での5%は、なんとなく多いような印象も受けますがいかがでしょう。
これはやっぱり、ネットを通じた購入が出来るようになったというのも影響しているでしょう。
ちなみに、この「5%」という数字は、ちと気になる数字でして。
本ブログに海外からアクセスしてくる量というのが、大体5?6%なのです。なんとなく、一致するのです。
ちと自前のデータを公開。これは当ブログにアクセスしてくる言語別/国別順位一覧です。基本的に前半がOSの言語、カッコ内が国別です。
1 日本語
2 英語(U.S.)
3 英語(U.K.)
4 オランダ語
5 フランス語(フランス)
6 スペイン語(スペイン)
7 オランダ語(ベルギー)
8 英語(カナダ)
9 イタリア語(イタリア)
10 スウェーデン語
11 デンマーク語
12 ノルウェー語(ブークモール)
13 ドイツ語(ドイツ)
14 韓国語
15 中国語(台湾)
16 チェコ語
17 ポルトガル語(ブラジル)
18 英語(オーストラリア)
19 ヘブライ語
20 トルコ語
21 中国語(中華人民共和国)
22 ポルトガル語(ポルトガル)
23 ロシア語
24 スロベニア語
25 ギリシャ語
26 フィンランド語
27 タイ語
28 ドイツ語(スイス)
29 英語(ニュージーランド)
30 アラビア語(サウジアラビア)
31 ポーランド語
32 フランス語(ルクセンブルグ)
33 マケドニア語(FYROM)
34 カタロニア語
35 フランス語(カナダ)
36 フランス語(スイス)
(以下略)
こうやって眺めてみると、世界各国の方々にご覧頂いているようで、書いてる方も少しえっへん!な気分でございます。また、意表を突く国からもアクセスされているので面白いです。
質問をしてくるのは圧倒的にドイツ人です。
まー、細かいことまでくどくど・・・いえ、微に入り細に渡って、ねちっこ・・・いえいえ、熱心に。熱心にご質問をされてきます。でもZC-1000の精度は旧型と新型では違うのではないか?故障の度合いが違うようだが・・・そんなの聞かれてもわかんないっての!分かっていてもそんなの英語で答えられないです。勘弁してください。
海外の8mmユーザー達の情報や質問の集まるサイトの一つ「Filmshooting」では、決して少なくない頻度で、シングル8に関わる議題が現れています。
そんなわけで、今でもシングル8は世界中のみんなのものですし、それが5%ぐらいはこの国の外で愛されているのだなあと言うことだけは、この発表で分かりました。
少し頭の中に置いておきたいなと思う次第でございます。
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