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Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K登場です

先日発表されたBlackmagic design社の小型4Kデジタルシネマカメラ「Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K」。

前機種は2K収録で、実に画期的なポケットサイズで高画質なのが話題になり、実際にワタシの身の回りでも買う人多かったです。でも、評判悪かったのよね、電池の持ちが悪いだのデータ記録がすぐいっぱいになるだの不満多かったですね。

今回の4Kはこちら。

https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/blackmagicpocketcinemacamera

うーん、なんだかすごく、惹かれない格好だな…あまり所有欲がわかないカメラだなあ…などと思う今日この頃です。

 

コダックのスタッフがエクタクローム発売時期について言及

コダックのスタッフがエクタクロームのリリース時期について取材され、いくつか新しい情報を公表してます。記事とサイト画面はサイト「super8.tv」から引用してます。(僕はちゃんと引用元は書きます。このサイトは例のユルゲン・ロッサウ氏のサイトですし)

曰く、北米と欧州は夏~秋のリリース予定。

スーパー8版に加えて、100/400フィートの16ミリ版も出す。
スーパー8版は在庫販売だけど、16ミリ版は受注発注のようですね。

お値段はまだないしょですって。

春予定だったからまたずれ込んでますけど、まあ、待ちましょ。

Ektachrome comes in Super 8 and 16mm

3/24-25 京都で「!8to!!16」巡回上映。東京とは違う作品も。

1月27日、28日に東京/渋谷イメージフォーラムにて開催された、2017年制作の新作8ミリフィルム、16ミリフィルム制作作品上映企画「!8 to !!16」の巡回上映イベントだそうです。

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フィルムを愛し、あらい粒子の蠢きや、ときにはスレや傷にまで
新鮮な美しさを見出し制作を続ける作家たちの新作上映会
『!8 to !!16[exclamation-8 to exclamation-16 ]』
ジャンルを問わない短編映画たちが「フィルムを懐かしむにはまだ早い!」
と観る人々に語りかけます。8ミリフィルムと16ミリフィルムで
2018年現在進行形、びっくり印の体験となることでしょう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「!8 exclamation-8」は、2009年頃からスタートした 8ミリフィルム上映企画です。
8ミリフィルムでの上映活動を活発にする為、若手フィルムメーカーによる制作から発表をオーガナイズするグループ「Spice films」を発足。以降、上映企画や、現像のワークショップなどの活動を続けています。この5年間で、フジフイルムのSingle 8、KodakのSuper 8のカラーリヴァーサルフィルムの生産終了、また現像液やフィルムの値上がりなど、8ミリ制作を巡る環境は厳しい状況になっています。
しかし、フィルムでの制作に対する興味や意欲がある作家は今でも多くおり、今回の企画は2017年〜2018年制作の新作上映会となっています。
《石川亮/!8プログラム・キュレーション》

この度、「!8」プログラムに加えて「!!16 exclamation-16」を開催いたします。
フィルムの幅が2倍になって「!」も2つになりました。
この16ミリプログラムは、上映フィルムの長さが「100ft」のルール付き新作上映プログラムです。100ft、スプール1巻分で、約2分30秒の映像。
制限のある中で作るということは、それぞれ作家をより強く浮き彫りに、フィルムの持つ可能性をより明確に映しだすのではないでしょうか。
初めてボレックスを手にした女子大生から、何年も待ち望まれた新作まで、合言葉は「16ミリ100ft」。短い中にも密度ある、フィルム上映プログラムです。
《早見紗也佳/!!16プログラム・キュレーション》

///////Aプログラム  !8 10作品 約45分

『GREY HOUR』 ムラカミロキ/5分
『さよならは私が覗く』 宮川真一/10分
『ちょうちょちょうちょ』 三井彩紗/4分
『ストロボ・フリッカー』 南俊輔/3分
『END OF PRAY』 北澤宏昴/5分
『Kodachrome 40 sound color movie film』 [2] 太田曜/3分
『光』 後藤貴志/3分
『夜道に坐る』 石川亮/3分
『ほとり』 松井摩利子/5分
『ゆれる: 夢遊する身体』 斎藤英理/4分

///////Bプログラム  !8 11作品 約45分

『友人の仕事』 日景明夫/5分
『Linda/リンダ』 NAGAO/5分
『愛の屑』 鈴木章浩/3分
『シーケンス』 横江れいな
『575』  大川リサ/3分
『京都小旅行』 齊藤光平/6分
『透馬のこと』 七里圭/3分
『お墓参り』  阿部和浩/5分
『愛讃讃』  池添俊 /7分
『水を飲んでいきる(8mm上映 ver)』 早見紗也佳/3分
『空』 鈴木晃二/5分

///////Cプログラム  !!16 14作品 約35分

『A・RA・SHI -hacker-』 ムラカミロキ
『shadow』 宮崎淳
『Optical Synchro Sound Movie Film』 太田曜
『Sumie(印象Ⅱ)』 川口肇
『木綿たり/MOMENTARY』 水由章
『ドーミー』 横尾千智
『点景』 飯田定信
『Untitled 』 黒川通子
『3760flame』 徳永彩加
『パンダウン』 能登勝
『時光剝落(Time Peeling Off)』 許岑竹
『グローコーマ<緑内障>』 溝の口健二
『Metanoia』 石川亮
『ねんね』 早見紗也佳

///////京都!8セレクション  10作品 約45分
※【京都!8セレクション】は、過去の「!8」で
上映された作品の傑作選となります。

『3分56秒のモラトリアム』 ムラカミロキ /4分
『Park 4 nicole 』 新宅謙吾 /3分
『新しい夜』 清成晋太郎 /3分
『あす、満ち欠ける』 宮本尚昭・山 ミヤエ /6分
『For Life 三部作「梅」「竹」「松」』 新井潤峰 /9分
『Under Current』 石川亮 /5分
『夜をなめすと』 日景明夫/5分
『あおな1.0』 横江れいな /3分
『このところの』 早見紗也佳 /3分
『うごめき』 三谷悠華 /3分

※A.B.C プログラムは、全て2017年~2018年制作
A、B、京都!8セレクションは8ミリフィルム
Cプログラムは16ミリフィルム作品
※Cプログラムの各作品の長さは、すべて100フィート=約2分30秒

2018年3月24日(土)
Aプロ 13:30〜
Bプロ 15:00〜
Cプロ 16:30〜
京都セレ 18:00〜

2018年3月25日(日)
京都セレ 13:30〜
Cプロ 15:00〜
Bプロ 16:30〜
Aプロ 18:00〜

※各回上映後に、来場作家のティーチ・インあり

一般 1プロ ¥1,000 / 2プロ ¥1,700 / フリー券 ¥3,000
学生 1プロ ¥500 / 2プロ ¥900 / フリー券 ¥1,500

※各回入替制

会場:Lumen gallery
600-8059
京都市下京区麩屋町通五条上る下鱗形町543
有隣文化会館2F

京都市営地下鉄「五条」駅1番出口より東へ7分
阪急電車「河原町」駅10番出口より南へ10分
京阪電車「清水五条」駅3番出口より西へ5分
京都市バス「河原町五条」停留所から西へ徒歩2分

主催:Spice films・Lumen gallery

【HP】Lumen gallery
http://www.lumen-gallery.com/index.html

協力:8mmFILM小金井街道プロジェクト
日本映像学会アナログメディア研究会

アーチスト5人の合同展示会”TOKYO ART GATHERING”とたこ焼きとダブル8@下北沢

惜しまれつつ閉店しちゃった下北沢のうまいたこ焼き屋さん「大阪屋」さんが、なんと期間限定で復活してる。
加えて、なにやらTOKYO ART GATHERINGなる展示会も行われてると聞いていざ下北へ。

下北沢は今、駅周辺が大改造中ですね。

元は学生寮だったという変わった建物「ギャラリーバロンデッセ」。ここで、5人の作家さんたちの寄り合い展示会TOKYO ART GATHERINGが。

写真撮ってよいか確認取れたのがSPICE FILMSの石川亮さんの展示だけだったので、写真は石川さんのフィルム展示のみ。

35ミリの映写機を手回し式クランク付けて、鳥さんがはためくのを自由なスピードで見られるという展示。
映写ランプはLEDに取り替えてあります。

このクランクでくるくる回すわけです。時計回りとしっかり書いてありますが、逆転させて調子悪くするお客さんもいるんですって。

もう一つは、腐食したフィルム。元々はカウントリーダー。いろんな有機物で腐らせたってんですから、これ「フィルムの漬け物」ですよ。

 

 

後はチラシでご紹介。

「8!16!!」で蝶々の作品を上映してた三井彩紗さんは、デジタル撮影やフィルム撮影の垣根を越える試みをまとめて展示されてました。

デジタルで撮って銀塩プリント起こしてもらったり
フィルムで撮ってインクジェットプリンタで印刷したり

しかもプリントする紙を変えて、手触りの違いを感じられるようにしたり

モチーフの蝶々もたくさん登場します

高橋つばささんと言う方は、水性ボールペンで細かいイラストを。

一番気に入ったのは、お部屋の床に浸食する苔か菌類のような展示ブツで…
作家さんがいたのでこれ、好きですと言ったら「男おいどんの世界です」って言われて。

なんだ、サルマタケか!だからピンと来るわけね!

気になる方は松本零士センセの名作漫画をちらっと読んでみてね。

岡村よるこさんは、女性のパンツの画が気になりました。かがんでおしりをつきだしてるかわいらしい画が。

まぼろし1989さんは、サンドイッチの模型がたくさん。そして平成元年近辺の「テレフォンカード」を加工したコラージュ展示が印象的でありました。

さて、では大阪屋でたこ焼きを食べましょう。昔とおんなじでやっぱり行列です。正直、ここはおいしいのよ。
おっちゃんご夫婦もお元気そうで何より。

昔の大阪屋はこの辺り。北口側と南口側の間の踏切の前だったです。踏切は撤去されました。

せっかくなので、TOKYO ART GATHERINGの出品者にも1箱たこ焼き差し入れ。熱いうちに喰ってくれたかな。

知らぬ間に下北沢にハードオフが出来てる。古道具屋はずいぶんと減ったけどここはどうかな…
アルコ8が32400円?ベル&ハウエルのダブル8が21600円?うーん、とても観光地価格というか…

しかし下北沢は楽しいっすね。
大学時代は何本もココで、8ミリ映画撮りました。自分のも、頼まれカメラマンも何度も。
また撮ろう。

はらっぱ祭り映像インスタレーション&ワークショップ2017レポート

2017年11月5日、はらっぱ祭り 映像インスタレーション&ワークショップにお邪魔してきました。

毎年恒例でお邪魔してるのです。

2016年のレポートはこちら

2015年のレポートはこちら

 

はらっぱまつりという、武蔵小金井のおまつりの横でやってるのよね。はらっぱまつりとは独立してるのじゃないですかね。
まつりの会場から、くじら山という小高い丘を越えて森に入り込まないと映像は見られません。いざ、山越えです。

そして、くじら山の頂上に立つと、ぼんやりと映写機の光が見えてきます。

例年は大きなスクリーンが真ん中にあるのだけど、今年は小さいスクリーンがいっぱいある感じですね。

今年はなんか、技術革新がすごいですね、ほら、ご覧ください。8ミリでついにネットの世界に飛び出てますよ!

「ようつべ」

検索はできそうにありませんけど。

みんな覗き込んでますよ。

そして、これが1番びっくりしたやつ。

多分、アルドウィーノかな?映写ズームレンズを、モーターで駆動させて連続的に映写画面をズームイン!ズームアウト!させるという仕掛け。制御はアルドウィーノかしらねえ、ここ数年流行りのワンボードのパソコンですよね。
テクノロジーの利用で表現の範囲を無理繰り広げるというアプローチはとても憧れます。フィルムについてこれを行う人はほんと少ないのでとてもきわだちますね。

動画で撮って見ましたが、シャッタースピードとフレームスピードのズレで、気持ち悪い映像になってますが本当はもっとスムーズにズームインアウトしてるのであります。

森の中の映写という背景とのシンクロってのをなんか求めたくなって来ますね。

フィルム機材バザー in !8 to !!16レポート

フィルム機材バザーの振り返りです。

2018年1月27・28日に、渋谷・イメージフォーラムで行われた8ミリ/16ミリ新作映画上映会「!8 to !!16」のおまけ企画として、
主催の石川亮さんからご相談されてしばらくぶりに機材バザー・フリマ的なものをやってみました。

今回は一日の3回1時間ずつ販売する変則的なスケジュールでしたので、出品者から機材を預かってワタシが代表して販売する「委託販売」みたいな方法を採りました。

 

正直、石川亮さんに相談されたときには今更盛り上がらないんじゃないのかなと思ってました。しかも、今年正月のコダックによるエクタクローム復活発表が空振りでしたので年明け早々こりゃ寒いバザーになりそうだな…と思ってましたが、大盛況でありまして嬉しい限りであります。

2日間の間では、東京8ミリシネ倶楽部の成田さんや阿部さんに売り子のお手伝いしていただきましたん。助かりました。

 

というわけで、まず最初に売り切れたのは映写機。そして山盛りのリール。
映写機は2台ありましたが速攻で売り切れ。フジカエディターE40も多数アタッチメント付きでしたが売り切れ。ジュラルミンケースも売り切れ。リールは400ftぐらいのものがかなりの数ありましたがどんどん減っていきましたね。

キヤノン518SVも売り切れ。

写真手前の箱の中のスーパー8カメラはエルモのオートフォーカス機で、これらも完売。ワタシが持ち込んだニコンスーパーズーム8Xも売り切れ。

シングル-8 P300が残ってましたね。

あと、ジャンクは人気が無くて一つも手が付かない。実際に使える機材に人気が集中しています。

日本全国的に、機材の枯渇感が高かったりするのかしら?

ジャンクショップで8ミリカメラを探す-東京西部某ショップ-

ビル2つ丸ごと様々なリサイクル品でびっしり!な、都内有数の規模を誇る有名リサイクルショップにやってきました。
ジャンクコーナーも広いです。さぞかしたくさんの8ミリ機材が埋もれてることでしょう。

さっそく、カメラジャンクコーナーを観てみますと…

エルモサウンド650S
キヤノンオートズーム318M
チノン200/8XLパシフィック
ベル&ハウエル1218

フジカZXM300
フジカ P500 Sound
フジカ P1
フジカ P300
フジカ Z450
エルモ 8S-600

…うーん、おなじみ機種がちらほらと言う程度ですね。しかも状態がかなり悪い。正直なところ、期待外れです。

しょうがないので、この中でもきわめて状態のひどい、

フジカP300
を拾ってきました。


ごらんのとおり、蝶番はサビだらけ。レンズカビだらけ傷だらけ、メッキも錆が浮いてます。
そして電池ボックスを開けると、見事に破裂してます。これ以上は無い!というぐらいに立派なジャンク品です。

しかも電池同士がサビで貼り付いて、抜けないと。なんかむきになってきたのでインパクトドライバ突っ込んでぐりぐり強引に電池をへし折って抜きます。

そしたらあら、グリップ内部の電池端子は全然サビてません。奇跡だ。

新品の単三電池4本を入れてみたところ…お!動くわ。

P300は露出計駆動のために、H-2D(HS-2D)2.6V(2.7V)水銀電池が必要です。下の写真で指さしてるのがH-2D水銀電池です。

でも、水銀電池は環境に悪いよ!と全世界的に製造終了してずいぶんと経ちます。新品は用意できません。

でも、使える代用品があります。

H-2D電池アダプター(関東カメラサービス社製)1つ
SR44酸化銀電池(またはLR44アルカリボタン電池)2つ

これらを組み合わせれば、H-2Dタイプの水銀電池を使う8ミリカメラの露出計はたいてい動きます。

H-2Dのマイナス極が本体向きで入っていたので、

同じにSR44のマイナス極が本体側を向くように入れます。

さて、露出計の針もまあ、大体こんなもんでしょ、と言う程度に動きました。

しかしこの光学系のカビのひどさ…どうにもなりません。

これを分解して直すのはワタシには無理ですし、そんな手間かけるぐらいなら、別な品を買った方がいいです。

本機は電池ボックス周りがキレイなので、修理部品として保全しておきますことに決定。

ボディの錆をザックリ落として、

ジャンクボックス行き。

次の街のリサイクルショップには何があるかな。

 

1/27-28 フィルム基材バザー in!8 to !!16[exclamation-8 to exclamation-16 ]

1/27-28に開催されるイメージフォーラム・シネマテークNo.1000
!8 to !!16[exclamation-8 to exclamation-16 ]内のおまけ企画としてフィルム機材のバザー「!フィルム基材バザー」が開催されます。

『!フィルム基材バザー』
http://spicefilm.blog.fc2.com/

↓バザーのテーマはこちらですって。

————-『!フィルム機材バザー』————-
新たな生産がほとんどない、フィルムをめぐる機材の現場。
捨てるなんて持ってものほか。古きを上手に見つけて、
大事に磨いてあげるの が、フィルムで制作を続けていく秘訣です。
もちろん、機材や撮影に関する情報交換の場としても。
これから先のよき相棒が見つかるかもしれない
小さい機材バザーをプログラム間で開催します。
※参加には上映プログラムの半券が必要となります。
—————————————————————–

バザー会場は、映画祭と同じイメージフォーラム3F「寺山修司」で、バザーは上映始まる前に1時間程度行う予定です。

わたくし、本上映会の共催であるspicefilms石川さんと早見さんからお声がけされて、バザー出品者を募るお手伝いしてます。

映画祭にお越しの方は、上映前後にどたばたとお店広げてすぐ畳んでとあたふたしたバザーになるようですが、あわせてご期待下さいまし。

1/27-28 8ミリと16ミリオール新作上映会!8 to !!16[exclamation-8 to exclamation-16 ]開催

1月27日と28日、イメージフォーラムで8ミリと16ミリの上映会が行われます。以前ご紹介した!8が、!8 to !!16[exclamation-8 to exclamation-16 ]と16ミリを含んだ上映会になってるようです。あたくしはおまけ企画の「!フィルム基材バザー」でお手伝いしております。

イメージフォーラム・シネマテークNo.1000
!8 to !!16[exclamation-8 to exclamation-16 ]
2018年1月27日(土)、28日(日)

かつて若者が映画を作ろうと志す時、「フィルム」を使うことは避けては通れない道だったし、そのためにはちょっとした知識や技術を習得する必要があった。それは決して難しいことではなかったけれど、全てが「デジタル」となり指先ひとつでだれもが鮮明な映像を撮れる現代に比べれば、それなりに煩わしくやっかいなことであり、だから(他のたくさんの理由ももちろんあって)フィルムでの新作はほぼ絶滅しかけていたし、フィルムに拘る旧来の作家がいなくなれば、本当に絶滅するかもしれないとさえ思われていた。
だが本プログラムをキュレーションしたのは、フィルムがほぼ絶滅しかけ、「デジタルしか映像を撮る選択肢がない」時期に制作を始めた2人の映像作家(石川は1984年生、早見は1991年生)である。フィルム時代の煩わしくやっかいであった手間を愛おしみ、傷や滲み、ボケや荒い粒子に新鮮な美しさを見出した彼らにとって、フィルムこそが、平凡でありふれたデジタルを超えるべきニューメディアとなった。実際彼らだけでなく、フィルムの可能性を改めて追求する動きは、ハリウッドのメジャースタジオから個人の作家まで、近年世界的に注目されている。今回2人の熱い呼びかけに答えたのは、大学生からサラリーマン、写真家、ベテラン映像作家まで、フィルムで作り、フィルムで映すことに魅せられ繋がった29名。すべて新作プレミアでの上映は、タイトル通りびっくり印の体験をもたらしてくれるはずだ! 
《黒小恭介/イメージフォーラム》

Aプログラム !8 9作品 約40分

GREY HOUR ムラカミロキ/5分
さよならは私が覗く 宮川真一/5分
ちょうちょちょうちょ 三井彩紗/3分
ストロボ・フリッカー 南俊輔/3分
END OF PRAY 北澤宏昴/5分
Kodachrome 40 sound color movie film [2] 太田曜/3分
光 後藤貴志/5分
夜道に坐る 石川亮/5分
ほとり 松井摩利子/5分

Bプログラム !8 10作品 約40分

友人の仕事 日景明夫/5分
Linda/リンダ NAGAO/5分
愛の屑 鈴木章浩/3分
シーケンス 横江れいな
575  大川リサ/3分
京都小旅行 齊藤光平/6分
透馬のこと 七里圭/3分
お墓参り  阿部和浩/5分
愛讃讃  俊 /6分
水を飲んでいきる(8mm上映 ver) 早見紗也佳/3分

Cプログラム !!16 14作品 約35分

A・RA・SHI -hacker- ムラカミロキ
shadow 宮崎淳
Optical Synchro Sound Movie Film 太田曜
Sumie(印象Ⅱ) 川口肇
木綿たり/MOMENTARY 水由章
ドーミー 横尾千智
点景 飯田定信
Untitled  黒川通子
3760flame 徳永彩加
パンダウン 能登勝
時光剝落(Time Peeling Off) 許岑竹
グローコーマ<緑内障> 溝の口健二
Metanoia 石川亮
ねんね 早見紗也佳

※すべて2017年度制作、AおよびBプログラムは8ミリフィルム、Cプログラムは16ミリフィルム作品
※Cプログラムの各作品の長さは、すべて100フィート=約2分30秒

2018年1月27日(土) 14:00 A 16:00 B 18:00 C
2018年1月28日(日) 14:00 C 16:00 A 18:00 B

※各回上映後に、来場作家のティーチ・インあり

一般700円/ 会員500円/ 3回券1500円
※各回入替制

——————————————————–
『!フィルム機材バザー』
新たな生産がほとんどない、フィルムをめぐる機材の現場。
捨てるなんて持ってものほか。古きを上手に見つけて、
大事に磨いてあげるの が、フィルムで制作を続けていく秘訣です。
もちろん、機材や撮影に関する情報交換の場としても。
これから先のよき相棒が見つかるかもしれない
小さい機材バザーをプログラム 間で開催します。
※参加には上映プログラムの半券が必要となります。
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イメージフォーラム・シネマテーク

会場:イメージフォーラム3F「寺山修司」
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-10-2
Tel: 03-5766-0116
http://www.imageforum.co.jp/cinematheque/

主催:イメージフォーラム
共催:Spice films
協力:8mmFILM小金井街道プロジェクト
日本映像学会アナログメディア研究会

米CES2018 コダックから明確な発表はありませんでした

新年明けましておめでとうございます。本ブログも12年目。干支を一回りして心機一転よろしくお願い致します。

新年の話題はCESでのコダックさんの発表からスタートです。

11月にコダックから予告があったスーパー8関連の発表はおよそ3件ですが、

エクタクローム100Dフィルムの復活
新型スーパー8カメラの発売詳細
フィルム現像-テレシネなど一貫したサービス「ダークルーム」

 

実際には今年のCES(コンシューマーエレクトロニクスショー)では、KodakCoinと言う新規ビジネスの発表がめだまで、スーパー8関連事業の具体的な発表はされなかったようです。

発表されたのはこちらの2018年最新のスーパー8プロモーションリール

 

エクタクローム100Dスーパー8フィルムは、新デザインの箱がブース内展示された程度で詳細は発表されてません。

海外では下記の非公式情報がウワサとしてささやかれております。(噂ですよ:エクタクロームフィルムは2018年第4四半期に発売予定かも)

一方、新型スーパー8カメラについては、2018年中頃に発売予定と、媒体に伝えてるようです。

Kodakの8mmフィルムカメラ「Super 8 Camera」、’18年の中ごろ発売へ

(AV WATCHより引用)

「コダックさん、フィルムだけでもいいので早く出して下さいまし」と求め訴える新年であります。